日仏共同国際シンポジウム「演劇と演劇性」【入場無料】
http://kyodo.enpaku.waseda.ac.jp/activity/20121030.html
日時 : 2012年10月30日(火)13:30 -18:00
10月31日(水)10:00 -18:10
11月1日(木) 10:00 -17:40
会場 : 早稲田大学小野記念講堂(27号館小野梓記念館 地下2階)
【入場無料、日本語逐次通訳あり】
◆概要
当国際シンポジウムは早稲田大学とストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所との提携により、2005年度から定期的に開催され、今年度で4回目を数えます。今回はフランスより8人の研究者を招請して、講演と討論を行います。どなたでも自由にご参加いただけますので、皆様ぜひ足をお運びください。
主催 早稲田大学 坪内博士記念 演劇博物館 演劇映像学連携研究拠点
共催 ストラスブール大学、アルザス・欧州日本学研究所(CEEJA)
後援 早稲田大学文化推進部文化企画課
◆プログラム
10月30日(火)テーマ:「演劇と台本」
13:30〜13:40 開会の辞(竹本幹夫)
13:40〜14:10 竹本幹夫「世阿弥自筆能本をめぐる諸問題――謡本との断絶を中心に――」
14:10〜14:40 児玉竜一「戯曲を刊行するのか、しないのか、それが問題だ――歌舞伎の事例を出発点として」
14:40〜15:40 ダルウィン・スミス「フランスの演劇伝統における書かれたものの位置(13世紀から16世紀まで)」
15:40〜16:40 黒岩卓「中世演劇テクストの写本とその使用―アルヌール・グレバン作『受難の聖史劇』H写本(Paris, BnF, fr. 1550)の例―」
16:40〜17:00 休憩
17:00〜18:00 パネル討論
10月31日(水)
【午前の部】
10:00〜10:40 近藤弘子「説話と能」
10:40〜11:20 金昭賢「日本の近世演劇における韓国」
11:20〜12:00 サカエ・ムラカミ=ジルー「能と歌舞伎における女性の役に見られる演劇性 秘伝をめぐって」
【午後の部】
13:30〜14:10 アントナン・ベシュレル「大江健三郎、あるいは犠牲の演劇について」
14:10〜15:10 奥香織「マリヴォー劇における身体の表象」
15:10〜16:10 間瀬幸江「テクストと挿絵の対話関係―小説『ベラ』の場合」
16:10〜16:30 休憩
16:30〜17:10 サンドラ・シャール「近代日本における都市のドラマトゥルギーと女性の演劇性銀座とモダン・ガール」
17:10〜18:10 カロール・ エゲル「時代に試される演劇性」
11月1日(木)
【午前の部】
10:00〜11:00 イリニ・ツァマドゥ=ジャコベルジェ「ギリシア起源の言葉を通してみる演劇性概念」
11:00〜12:00 イザベル・レック「演劇性と喪の儀式(ガリシア州演劇)」
【午後の部】
13:30〜14:30 藤井慎太郎「カタストロフィと演劇性」
14:30〜14:45 休憩
14:45〜16:15 ジョゼット・フェラル「演劇的なものパフォーマティヴなもの、両者のあいだで」
16:15〜16:30 休憩
16:30〜17:30 鴻英良「演劇性とその脱イデオロギー化作用をめぐって」
17:30〜17:40 総評・閉会の辞(藤井慎太郎)