日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

「詩人たちの春(Le Printemps des poètes)」

http://www.institut.jp/ja/evenements/10622

プログラム変更のお知らせ:ナタリー・カンターヌは来日をキャンセルしました。

日時:2011年4月25日〜28日
場所:東京日仏学院

パフォーマンス、討論会、詩の翻訳コンクール。現代詩の力強さと創造性を讃えるポリフォニー的な詩祭です。
関口涼子はパリに居を構え、日仏語で執筆をする傍ら、アティーク・ラヒーミーや、エシュノーズの小説の日本語訳、また吉増剛造多和田葉子の作品のフランス語訳も手がけています。4月25日に小説『きことわ』で2011年芥川龍之介賞を受賞した朝吹真理子、レーベルATAKの設立者で電子音楽アーティストの渋谷慶一郎とともにパフォーマンスを行ないます。
アンヌ・ポルチュガルは『毅然としたボブ』や思潮社から日本語訳が刊行された『世にも簡素な装い』など、約10冊作品を発表しており、詩は言葉の「実験室」であると定義しています。4月26日に受賞歴豊かな作家小池昌代とともにパフォーマンスを行ないます。司会は関口涼子が務めます。
反体制派、挑発家、そして皮肉屋のクリスチャン・プリジャンは形式を打ち破り、作品中で「偽の話をする」こととの戦いをけしかけます。4月27日に現代詩、戯曲、文学などを通して、ことばと詩の未来を追及するヴァーバル・アート・ユニットTOLTAとともにパフォーマンスを行ないます。司会は関口涼子が務めます。
ポール・オチャコフスキー・ローランスは実験文学や詩など多様な作品を出版しているP.O.Lの守護神的な存在です。4月28日に思潮社をはじめとする日本の代表的な詩の出版社の代表らと共に「今日どのように、いかなる理由で現代詩を出 版するのか」について討議します。<<