日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

パル・フレナック「フィユク-隠れた男(Fiúk - The Hidden Man)」

この公演は、東日本大震災に伴う福島原発の問題により、中止になりました。

振付:パル・フレナック*1(Pál Frenák)
出演:ピーター・ホロダ、ラズロ・マジョール、クリストフ・ヴァルナジー、エンリコ・アステジアーノ、ネルソン・ルギュエラ
音楽:ファブリス・プランケット
制作:パル・フレナック舞踏団、ラコマ・フランス協会、コルタール・タンセール現代演劇財団(ブダペスト
共同制作:カオール劇場、TRAFO、ハンガリー国立ダンス劇場 / 助成:DEAC-ノール・パ・ドゥ・カレ、フランス文化・コミュニケーション省、ハンガリー教育文化省、NKA(ハンガリー文化基金
日時:2011年4月23日 (土) ・4月24日 (日)
料金:一般3500円(前売:3000円、会員・学生:2500円)
予約:東京日仏学院(03-5206-2500) - スパイラルオンラインストア
お問い合わせ: 東京日仏学院(03-5206-2500)

舞台の上には3本のロープと4人のダンサー。圧倒的なパワー、敏捷さ、ポエジー。3部作の第1部である『フィユク-隠れた男』は、男になっていく少年たちの“無意識”に迫り、人間を社会的動物たらしめるものは何かを探る。暴力、排外主義、我々と他者との関係を構築する権力の不均衡を、次から次へと引き合いに出すことで、パル・フレナックは人間関係の過激な光景を見せつける。容赦のないブラックコメディー。

*1:ブダペストで生まれ、1988年からパリに在住。クラシック・バレエを学び、複数の国立バレエ団でソリストとして踊った後、他の振付テクニックを、マース・カニンガムや、ドイツの学校で学ぶ。振付家として1993年に『Les Palets レ・パレット』でデビューする。この作品には、子供時代、記憶、時間が残した痕跡など、彼の求める課題がすでに表れていた。1998年、京都のヴィラ九条山に滞在する招聘アーティストに選出された。その後、パリやシンガポール、またハンガリーや東京など、世界各地で公演。