カミーユ・ミューテル 「サイレント・ヌード」
日時:2013年12月10日〜15日
会場:下記をご覧下さい(日によって会場が異なります)
★12月10日(火) 六本木ストライプスペース
18時/21時 カミーユ・ミュテル
19時 ジョスリーヌ・モンプティ
20時 スピーチ&スピーチ「土方巽の世界から」
展示:小野塚誠 写真展「カミーユ&モンプティ」(16時〜20時)
★12月12日(木) 慶応義塾大学[三田]北館ホール
17時 カミーユ・ミュテル
19時 公開討議「外国人ダンサーにとってのBUTOH〜魂、テクニック」
★12月14日(土)・15日(日)慶応義塾大学
14時 カミーユ・ミューテルのワークショップ
料金:ダンス&トーク/公開授業/展示:無料
ワークショップ:港区在住者、在勤者は無料、それ以外の方は1000円/日
予約方法:いずれのイベントも、ご参加には事前予約が必要です。
メール:moris★art-c.keio.ac.jp (★を@に変えて送信下さい)
電話:03-5427-1621(10時〜17時)
お問い合せ:慶應義塾大学アート・センター 森下
http://portfolio-butoh.jp/
ヨーロッパにおいて裸体は、肉体に対する学術的表現のスタイルとして言及されてきた。見せかけだけの、型で作られた裸体は、概念が具現化したものであり、「ヌーディティ」そのものから完全に切り離されたものである。
「ヌーディティ」とは何であるか?恐らく裸体が捉えられないもの、あるいは隠すことによって裸体があらわにするものではないか。「ヌーディティ」は具現化できない。それは沈黙の中で、誰も見ることのできない場所において、またそれ自体の不在によって立ち現れてくるものだ。
『サイレント・ヌード』は、写真によって分割されることによって振付化された裸体、光の中へ介入する闇、そして音の源泉としての「沈黙」に対する知覚、断片的な小道の中「無」へのプロセスへ観客を巻き込むことである。