日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

パリ市立劇場『犀(サイ)』

sfjth-tokyo2015-11-21

http://www.festival-tokyo.jp/15/program/rhinoceros/
http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/3024
日時:2015年11/21 (土)〜23日(月・祝)
(21日は19:00、11/22・23日は15:00開演)
※受付開始は開演の1時間前、開場は30分前
会場:彩の国さいたま芸術劇場 大ホール
上演時間:1時間45分(休憩なし)
上演言語:フランス語(日本語字幕あり)
チケット:一般前売 全席指定
S席6,000円、A席4,000円(当日+500円)
一般前売 【S】¥6,000【A】¥4,000
ペア(1枚あたり) 【S】¥5,400
5演目セット 【S】¥5,400
3演目セット 【S】¥5,400
U-25 【S】¥4,000【A】¥2,000(当日+500円)

ピナ・バウシュやロバート・ウィルソンからさいたまゴールド・シアターまで、世界の最前線で活躍するアーティスト、カンパニーを集めた意欲的なプログラムでも知られるパリ市立劇場が、不条理劇の傑作『犀(サイ)』(イヨネスコ作)を携え、初来日を果たす。
 演出を務めるのは同劇場の芸術監督で、パリを代表する舞台芸術の祭典「フェスティバル・ドートンヌ」のディレクターも兼任するエマニュエル・ドゥマルシー=モタ。ダイナミックな舞台装置と身体性に富んだ演技で魅せるその演出は、不条理演劇につきまとう難解で深刻なイメージを軽々と乗り越えていく。全体主義の滑稽と恐怖を、次々と犀に姿を変える人間たち、犀に占拠される街の様子に仮託したイヨネスコの精神は、現代のグローバル社会の矛盾をも突くものとなるだろう。より生き生きと軽やかに、親しみやすく――しかしその切っ先は鋭いままだ。