日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

マントゥール劇場 『プロメテウス エレクトリック・ポエム (Prométhée Poème Électrique)』

掲載情報を一部変更しました(2012.8.15)
東京演劇集団風
ビエンナーレKAZE国際演劇祭2012“ 起・承・転・結 そして歴史へ”》
マントゥール劇場 Théâtre du Menteur
転『プロメテウス エレクトリック・ポエム Prométhée Poème Électrique』
http://www.kaze-net.org/repertory_2012#title8
作・演出・出演:フランソワ・シャファン François Chaffin
作曲・出演 :バンジャマン・クルシエ Benjamin Coursier
日時:2012年8月31日[金]〜9月2日[日]開演:平日7時/土日2時
会場:レパートリーシアターKAZE

「炎は馬鹿なことをした。光が創造したものを破壊してしまったんだ。
 知識と公正を、芸術と人間性という名の調和を―」。
アイスキュロス作『縛られたプロメテウス』をもとにフランスのマントゥール劇場が創作し、今回日本初上演。エレクトリックで粗野な詩の動悸に打たれ、声は数千ものサウンドを持つギターの絃と混じり合い、詩的で燃焼する物語、言葉と旋律の拍動をつくり上げていく。神話の中で人類に火を贈ったとされているプロメテウスが、我々の文明の転回点〈転 Turn〉として、人間の本質的な価値観を訴える。