日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

パリ・オデオン座『ロミオとジュリエット』(オリヴィエ・ピィ演出)

http://www.spac.or.jp/f12romeo
http://www.institut.jp/fr/evenements/11759
演出・翻訳:オリヴィエ・ピィ
原作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:マチュー・デセルティーヌ、カミーユ・コビ、クリスティアンエスネー、ミレイユ・エルプストメイエール、フレデリック・ジルートリュ、オリヴィエ・バラジューク、バルテレミー・メリジャン、カンタン・フォール、バンジャマン・ラヴェルヌ、ジェローム・ケロン[ピアノ]
日時:2012年6月9日(土)18時15分開演・10日(日) 14時開演
◎6月9日の終演後に、2階カフェ・シンデレラにて「フェスティバルbar」を営業いたします。
会場:静岡芸術劇場上演時間:200分(途中休憩含む)
【フランス語上演/日本語字幕】
チケット:一般大人4000円/大学生・専門学校生2000円/高校生以下1000円
☆SPACの会特典のほか、ゆうゆう割引、早期購入割引、みるみる割引、ペア/グループ割引料金があります。

本作では、オリヴィエ・ピィ自身が、原作の翻訳を行いました。韻文での翻訳において、シェイクスピアの原作に可能な限り忠実に従おうと試みています。原作は、そもそも、奔放なユーモア、猥談に溢れており、ピィによる新たな舞台化は、『ロミオとジュリエット』のこれまで知られることのなかった側面にまで光を当てました。<完全版>と銘打たれた本作では、ただ字句のみならず、この戯曲が本来持っていたエッセンスを余すことなく舞台上で表現しています。笑いと恐怖とが大胆に描かれ、あまりにも有名な恋の物語が極めて平明に表現されるため、いよいよ観客の心を打つものとなります。