17世紀フランス演劇研究会 講演会「ポール・スカロンの作品と生涯」
http://www.enpaku.jp/event/host/event_20101226.html
講演会「ポール・スカロンの作品と生涯」
講師:冨田高嗣*1(GCOE研究協力者、長崎外国語大学准教授)
日時:2010年12月26日(日) 14:00〜16:00
場所:早稲田キャンパス26号館(大隈タワー)3階302会議室
主催:早稲田大学GCOE(西洋演劇研究コース、17世紀フランス演劇研究会)
17世紀の喜劇作家ポール・スカロンの作品とその生涯を検討し、特に後期作品におけるドラマツルギーの変化を考察する。また同時代の劇作品との比較という視座において、スカロンの作品の独自性を探究する。
参考文献:冨田高嗣「スカロン作『ジョドレあるいは主人になった下僕』」、『人文研紀要』第66号、中央大学人文科学研究所、2009年、pp.189-211
伊藤玄吾「『滑稽な相続人』L′Heritier ridiculeと『ドン・ジャフェ・ダルメニ-』Dom Japhet d′Armenie--演劇作品に見るスカロンのスタイル」、『仏文研究』第27号、京都大学フランス語学フランス文学研究会、1996年、pp.57-68
眞下弘子「ビュルレスクとスタイルの遊戯 : スカロンの喜劇「アルメニアのドン・ジャフェ」をめぐって」、『西南学院大学フランス語フランス文学論集』第27号、西南学院大学、1991年、pp.75-110