日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

ピエール・フランツ講演会「マリヴォーをめぐって その思想と現代性」【入場無料・要予約】

講師:ピエール・フランツ教授(パリ第4大学)*1
日時:2011年1月21日(金) 18:00〜21:00
場所:早稲田キャンパス6号館3階318教室(レクチャールーム)
主催:早稲田大学グローバルCOE(西洋演劇研究コースフランス語圏舞台芸術研究プロジェクト)
【逐次通訳付き】

ピエール・フランツ教授は、18世紀フランス演劇を幅広い視野で研究され、刺激的な論によって国際的に認められた研究者ですが、今回の研究会では、特に18世紀前半に活躍した劇作家マリヴォーを取り上げ、作劇法、劇作品にみる思想、さらにその現代性についてお話して頂きます。マリヴォーの演劇は、20世紀以降再び脚光を浴び、ジャン=ルイ・バロー、ロジェ・プランション、パトリス・シェローリュック・ボンディなど、欧州の著名な演出家たちを魅了してきた/していることでも有名です。日本では正面から取り上げられることが少ないマリヴォーの演劇について貴重なお話がうかがえる絶好の機会です。みなさまぜひおいで下さい。

予約:なお参加は無料ですが、会場準備のために
gcoe-enpaku-event@list.waseda.jp
までメールでのお申し込みのみお願いいたしております。件名を「マリヴォー」として、お名前、ご所属、当日のご連絡先をお知らせ下さい。

*1:ブルジョワ劇、革命期の演劇を中心とする18世紀フランス演劇研究の第一人者。ソフィー・マルシャンとの共同編著『18世紀フランス演劇:歴史、戯曲、演出』(2009)ほか、著書多数。美学、劇作法、実践そして演劇運動を幅広く研究対象とする。