2010-06-05 17世紀フランス演劇研究会 講演会「パスカルと演劇」【無料、予約不要】 講演情報 講師:塩川徹也(東京大学名誉教授) 日時:2010年6月5日(土) 15:00〜17:00 場所:早稲田キャンパス26号館(大隈タワー)3階302会議室 主催:西洋演劇研究コース17世紀フランス演劇研究会 パスカルは演劇に無関心で批判的な態度を取っていたと思われている。しかし『パンセ』の中には演劇に関する興味深い考察がいくつか見出される。それ以上に、彼の著作とりわけ『パンセ』と『プロヴァンシアル』において、演劇的な思考と手法は重要な役割を果たしている。演劇に対する警戒感と演劇の活用がどのように結びつくのかを検討することを通じて、パスカルにとって演劇が何であったかを考えてみたい。