日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

熊木淳×星野太「音声詩の歴史的再定位」

http://d.hatena.ne.jp/cve/20100501
日時:2010年5月1日(土)open 17:00 close 23:00
場所:@Bullet's(港区西麻布1-7-11霞ハイツ B1F)http://www.bul-lets.com/
東京メトロ日比谷線都営大江戸線 六本木駅(2 or 4b出口) 徒歩7分
料金:無料(entrance free)

Comment Vivre Ensembleは都内で不定期に開催される音楽イベントです。過去には駒込Luftig、早稲田ULTRA CAFEで比較的小規模なDJイベントを開催してきました。今回は六本木Bullet'sを会場とし、DJ+トークの二本立てで5月1日(土)の17時から23時まで開催されます。


音声詩(poésie sonore)ときいて、どういったものを想像するだろうか。ある人はダダの時代から行われてきた詩的実験を思い起こすかもしれない。またある人は現代音楽の文脈に吸収された詩人たちを思うかもしれない。しかし1950年代にフランスで生まれた音声詩はフランス現代詩が抱えていた問題を批判的に引き継いできた詩的試みであり、当の音声詩の詩人たちもそのことを意識しつつ自らの活動を音楽や演劇と区別してきた。今回はそのことを踏まえ、日本ではあまり紹介されてこなかった音声詩の詩的意義を明らかにできればと思う。