日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

「Qu'est-ce que le theatre ? をめぐって――二人の著者を囲んで」

講師:クリスティアン・ビエ氏(パリ第10大学演劇科教授)
    クリストフ・トリオー氏(パリ第7大学助教授)
    佐藤康氏(学習院大学講師、モデレーター)
日時:2006年11月10日(金)14:00〜16:00
会場:戸山キャンパス39号館(第二研究棟)6階 第7会議室
使用言語 フランス語(日本語要約つき)
申し込み:参加無料ですが、会場準備の都合上、お名前、ご所属、参加希望講演会名をご記入いただき、COE事務局21coe-en-event@list.waseda.jpまでお申し込みください。

内容 このたび、早稲田大学21世紀COE演劇研究センターと日仏演劇協会の共催により、パリ第10大学演劇科教授クリスティアン・ビエ氏とパリ第7大学助教授クリストフ・トリオー氏を迎えて、特別講演会を開催いたします。
クリスティアン・ビエ氏とクリストフ・トリオー氏は、ガリマール社より『 Qu'est-ce que le theatre ? 』(演劇とは何か?)という書物を共著で出版されています。フォリオ(ペーパーバック)でありながら1000頁を超えるという、怪物のような書物ですが、まさしくこれからのフランス演劇研究の必携書となっていくであろう、重要な一冊です。
この一冊の本をめぐって、この書物の誕生の経緯を伺うとともに、過去30年ほどの現代演劇を演劇史にいかに位置づけることが可能か、演劇は社会においていかなる場として成立しうるのか、さらにポストドラマ演劇という言葉も世界的に定着した今日、テクストと演劇との関係をいかに捉えるのか、演劇研究にとってのアクチュアルな問題を、佐藤康さんとともに議論したいと思います。