日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

研究会「ロシア演劇の20世紀」

講師:ベアトリス・ピコン=ヴァラン(Béatrice Picon-Vallin)
日時:2006年6月7日(水) 16:00〜18:00
会場:戸山キャンパス39号館第5会議室
(研究者、大学院生・学部生を優先しますが、一般の方の聴講も歓迎いたします)
※無料・日本語通訳付
申込 参加希望研究会名、日時、お名前、ご所属、当日連絡先を記載の上、21coe-en-event@list.waseda.jp までお申し込みください。

■ドイツと並んで、現代的意味での「演出」の祖国といえるロシア。視聴覚資料を用いつつ、20世紀のロシア演劇の大きな流れを、とりわけ1920年代と70年代に焦点を当てて、振り返ります。
早稲田大学21世紀COE演劇研究センターでは、日仏演劇協会との協力の下、フランス国立科学研究所よりベアトリス・ピコン=ヴァラン教授を迎えて、講演会およびセミナーを実施いたします。フランスを代表する演劇研究者であるピコン=ヴァラン教授は、ロシア・東欧演劇、とりわけメイエルホリド研究の第一人者として、世界的に名を知られています。その研究の幅はきわめて広く、20世紀以降における「東洋演劇」と「西洋演劇」との影響関係、演劇と映像との関係、演出(家)論、俳優教育論の領域でも、重要な著作や論文をたいへん数多く著してきました。フランス国立劇芸術コンセルヴァトワールでも教鞭を執られています。