日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

フィスバック&モンテ ワークショップ

講師:フレデリック・フィスバック、ベルナルド・モンテ
日時:2003年11月22日(土)23日(日) 午後1時〜6時
会場:京都造形芸術大学内 NB202(実習室)
参加費:3,000円
定員:20名(2日間通しでの参加、造形芸大学生を優先)
お問い合わせ:舞台芸術研究センター TEL.075−791−9437 FAX.075−791−9438 
e-mail tsakai★kuad.kyoto-art.ac.jp (★を@にかえてください)
講師プロフィール:
フレデリック・フィスバック
1966年生まれ。パリ国立高等演劇学院卒業後、ナンテールのアマンディエ劇場などに俳優、演出家として参加し、自作の脚本やクローデルカフカストリンドベリなどを演出。近年は『屏風』(江戸糸あやつり人形劇団の結城座との共同作業)のほか、オペラ、コンテンポラリーダンスの演出作品もある。
■ベルナルド・モンテ
バレエ、グラハム、カニングハム、べジャールの技法を学んだ後、大野一雄を師事。90年代、カンパニーstudioDMの中心メンバーとして来日し、スパイラルホールで代表作『アンスタンス』の上演を行う。フィスバックとは、01年にラシーヌ作『ベレニス』を共同演出。アヴィニョン演劇祭などで上演して高い評価を得た。

舞台芸術研究センターでは、11月22、23日の2日間にわたり、早稲田大学世田谷パブリックシアターとの提携により、フランスから演出家フレデリック・フィスバックと振付家ベルナルド・モンテを招聘し、ワークショップを開催します。
フィスバックは、昨年、世田谷パブリックシアターで行われた『屏風』(ジャン・ジュネ作)の上演が好評を博し、この数年のうちにアヴィニョン演劇祭のアーティスティック・ディレクター就任も予定されているフランス期待の若手演出家、モンテは大野一雄に師事し舞踏を学び、九〇年代の初め、フランス・ヌーヴェル・ダンスの旗手のひとりとして日本にも紹介された振付家です。
ワークショップの内容は、日本語のテキストをもとにして、言葉の音楽性を重視しながら、せりふや動きへと変換し空間化していく、演劇とダンスをミックスしたものになる予定です。
今回は、造形大の学生に、すでに活躍中の俳優・ダンサーを交え、2日間共同作業をすることで、新たな表現、交流を生み出すきっかけになれば、と考えています。