日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

ウィーン国立バレエ団 2018年来日公演

http://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/18_wiener.html
日時:2018年5月9日(水)〜13日(日)
会場:Bunkamuraオーチャードホール

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「ヌレエフ・ガラ」〈5/9(水)18:30、10(木)14:00〉

『赤のジゼル』より(振付:ボリス・エイフマン)
『シルヴィア パ・ド・ドゥ』(振付:ジョン・ノイマイヤー)
「ヌレエフ・セレブレーション」(振付:ルドルフ・ヌレエフ 構成:マニュエル・ルグリ) 他

出演:マニュエル・ルグリ、ウィーン国立バレエ団

※一部を除き、録音音源を使用します。
※詳細キャストは決定次第HPにて発表します。

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『海賊』*日本初演〈5/12(土)12:30&18:30、13(日)14:00〉

振付:マニュエル・ルグリ(マリウス・プティパに基づく)
音楽:アドルフ・アダン 他(構成:マニュエル・ルグリ 編曲:イゴール・ザプラヴディン)

出演:ウィーン国立バレエ団
ゲスト:キミン・キム(マリインスキー・バレエ団 プリンシパル)[5/12(土)18:30公演のみ出演]

指揮:井田勝大
演奏:シアター オーケストラ トーキョー

※各公演キャストが異なります。詳細はHPをご確認ください。

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料金/S・19,500円 A・17,000円 B・15,000円 C・12,000円 D・9,000円 E・6,000円(税込)
※D席、E席は、Bunkamuraのみのお取扱いとなります。
※5歳以上は入場可。ただし、お一人様1枚チケットが必要です。
※演出上、開演後は入場を制限させていただく場合がございます。
※出演者・演目は2018年1月18日現在の予定です。出演者の怪我などのやむを得ない事情により変更になる場合がございます。
※最終的な出演者・演目は当日発表とさせていただきます。
※公演中止の場合を除き、演目や出演者変更等に伴うチケットの払い戻しや変更はお受けできませんので、予めご了承ください。
※公演中止の場合の旅費、チケット送料等の補償はいたしません。


チケット情報/
MY Bunkamura先行<先着>販売:2018年2月11日(日)10:00〜17日(土)23:59
一般販売:2018年2月18日(日)10:00〜

▼公演詳細はこちら
http://krs.bz/bunkamura/c?c=77058&m=199747243&v=46346769

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[大阪公演]
2018年5月15日(火)19:00開演 フェスティバルホール
『海賊』
お問合せ:フェスティバルホール 06-6231-2221(10:00〜18:00)

バレエに愛されしマニュエル・ルグリが生んだ奇跡の結晶がここに――

ルドルフ・ヌレエフの愛弟子であり、パリ・オペラ座バレエ団を代表するエトワールとしてフランスの国宝とまで評され、今もなおバレエ界にその名を燦然と輝かすマニュエル・ルグリ。
パリ時代から若手育成においても見事な手腕で高い評価を得ていたルグリは、2010年ウィーン国立バレエ団の芸術監督に就任。就任後ほんの数年の間に、音楽優勢であったこのウィーンの地において、バレエ団をヨーロッパでもトップのカンパニーへと押し上げました。
先だって、2020年に芸術監督の座を退くことを表明したばかりのルグリ率いるウィーン国立バレエ団の貴重な来日公演となる今回、彼がウィーンで成し遂げたすべてを凝縮した2つの珠玉のプログラムを披露します!!

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日本初披露!門外不出の「ヌレエフ・ガラ」
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伝説のダンサーであり、自らの師であるルドルフ・ヌレエフの芸術性と偉大な功績を継承すべく、ルグリはウィーン国立バレエ団で2011年より毎年バレエ団のシーズンの最後を飾る公演として「ヌレエフ・ガラ」を上演しています。
なんと今回、日本で初めてこのガラを上演することが決定しました!

ヌレエフの魂を継承したルグリが、彼の芸術性を再現するこの「ヌレエフ・ガラ」のハイライトは、“すべてのヌレエフ版を踊り熟知しているルグリが、ヌレエフの古典作品から見どころだけを集め構成する”という、夢のようなプログラム「ヌレエフ・セレブレーション」。そして今回、ルグリ自らも出演、昨年9月レティシアプジョルの引退公演でパリ・オペラ座の舞台で披露し、変わらぬエトワールの舞でパリの観客を魅了したノイマイヤー振付の『シルヴィア パ・ド・ドゥ』、プティ振付の『ランデヴー』という21世紀を代表する巨匠のマスターピース2作を踊ります。


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こんな『海賊』は観たことない!
マリインスキー・バレエ団プリンシパル
キミン・キムのゲスト出演決定!!
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2016年3月、ルグリが初めて手掛けた全幕作品『海賊』世界初演で、バレエ団は大きな注目を集めました。初演にして全公演ソールドアウトという快挙を成し遂げたルグリ版『海賊』に、世界中から駆け付けたバレエ界の重鎮は惜しみない賛辞を、ヨーロッパの辛口批評家たちは手放しの賞賛を贈りました。

台本を徹底的に研究したルグリの『海賊』では、首領コンラッドとメドーラの恋物語に焦点をおくべく、アリが登場しません。また、ビルバントの恋人として登場するズルメアや、これまで好色な老人として描かれてきたサイード・パシャがハンサムで魅力的な男性として登場するなど、ルグリ版ならではの人物設定も作品に新たな魅力を吹き込んでいます。まさに、彼の感性を余すことなく堪能できる傑作と言えるのです。

「ウィーンのダンサーはどんな複雑な技術もエレガントにスマートに見せる実力を持っている」とルグリが語る通り、主要キャストには彼が絶大な信頼を寄せるバレエ団の看板ダンサーがずらりと並び、超絶技巧が満載の振付を軽やかに踊ります。
さらには、ロシアを代表するマリインスキー・バレエ団でアジア人初のプリンシパル昇格という快挙を成し遂げたキミン・キムがゲスト出演することが決定。パリ・オペラ座バレエ団やアメリカン・バレエ・シアターをはじめ、世界中でその実力を証明している当代一のテクニシャンの1人であるキム。ルグリ版『海賊』初挑戦に期待が高まります!