日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

「ピーター・ブルックのザ・タイトロープ(原題)」

原案: ピーター・ブルック、サイモン・ブルック
監督: サイモン・ブルック
出演: フランク・クラウチック、土取利行、マリー=エレーヌ・エティエンヌ
     ヘイリー・カーミッシェル、ジョシュ・ホーバン、ミーシャ・レスコット
     マルチェロ・マーニ、カリファ・ナトール、ヨシ笈田、アブド・ウオロゲム
     セザール・サラチュ、シャンタラ・シヴァリンガッパ、エミリー・ウィルソン
     リディア・ウィルソン
日本語字幕: 河合祥一郎、北村紗衣
日時:2014年4/29(火・祝)12時30分上映開始
会場:舞台芸術公園 稽古場棟「BOXシアター」(全席自由)
◎上映後にミリアム・ゴルトシュミット(俳優)と宮城聰(SPAC芸術総監督)によるアーティスト・トークを行います。
一般大人:1,000円 SPACの会会員割引:850円  学割:500円
上映時間:86分【英語・フランス語上映/日本語字幕】
※背もたれのない客席になります。
※乳幼児を連れてのご入場はご遠慮ください。

演技とは、深い淵に渡した1本の綱を渡るようなもの…。
濃密な舞台の秘密がここに!

目に見えない1本のロープをカーペットの上に張って、巨匠は微笑む。さあ、これを渡ってごらん。タイトロープ(綱渡りの綱)を渡るには、身体と繋がった“本物の想像力”が必要だ。ここからそこへ行く、それだけのことだが、動きに命がこもっていないと、人の心は掴めない…。俳優たちは様々なアプローチで、その“綱”を渡っていく。ピーター・ブルックの演劇観と哲学を知る鍵がここに!


ピーター・ブルック――
伝説の「創作現場」に迫る貴重な映像が待望の公開!

今年89歳になるピーター・ブルックは、様々な国籍の俳優と共に、数多くの国で作品を上演してきた。本作には、ブルック組の常連で昨年仏芸術文化勲章最高位を受勲したヨシ笈田や、パーカッショニスト土取利行も登場し、小さな稽古場の中で刺激的な風景が展開する。息子のサイモン・ブルックが監督を務め、巨匠のあくなき芸術性の探究と、その遊び心をも映像に収めたドキュメンタリー。演劇ファンならずとも必見の作品だ!