日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

SPAC「ジャン×Keitaの隊長退屈男」

http://www.spac.or.jp/f14iwatani-izumi.html
作・演出:ジャン・ランベール=ヴィルド
出演:三島景太(SPAC)
翻訳:平野暁人
日時:4/26(土)15時  4/28(月)15時  
   4/29(火・祝)15時30分
会場:舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」(全席自由)
4/26(土)は予定枚数を終了いたしました。今後はキャンセル待ちにて承ります。(TEL. 054-202-3399)
◎開演25分前より、『ジャン×Keitaの隊長退屈男』をより深くお楽しみいただくために宮城聰ほかによるプレトークを行います。(会場:楕円堂内 富士見の間)
◎4月28日の終演後にジャン・ランベール=ヴィルド(演出)と宮城總(SPAC芸術総監督)によるアーティスト・トークを行います。
※乳幼児を連れてのご入場はご遠慮ください。
上演時間:75分(予定)  日本語上演/英語字幕

ジャン・ランベール=ヴィルドが俳優・三島景太に一目惚れ!
そして誕生、日仏合作夢芝居!

戦争によって、自尊心以外のすべてをはぎ取られた磐谷和泉(イワタニ・イズミ)隊長。この類稀なる主人公は、演出家ジャンの、軍人だった実在の大叔父がモデルだという。いつか日本人の俳優と本作に挑戦したいとの想いを現実にしたのは、SPAC俳優・三島景太との運命的な出会いだった。誇り高く強靭な肉体と、繊細な精神を併せ持つ魅力的な「ヒーロー」がここに誕生!


だから人生は素晴らしい!
泥と汗の中から再生する「仁」そして命の火を見よ!

一人のニッポン男児の不屈の精神を描きながら、詩人ジャンは、戦争の犠牲となった魂たちの救済をも試みる。「人は自分自身の物語を書かねばならない」と語る彼にとって、本作はまさしく彼自身の物語だ。国を誇り、家族を想い、美しい軍服を纏う磐谷隊長…。そこは砲弾飛び交う戦場か?追憶が生んだ妄想か?錯乱の中でも尊厳を棄てず、迫り来る死の恐怖さえも一喝する隊長の姿は、現在を生きる我々に何を伝えようとしているのか?