日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

ジョナタン・カプドゥヴィエル「アディシャッツ/ アデュー」(Adishatz/Adieu, de Jonathan Capdevielle)

http://www.institut.jp/ja/evenements/11171

作・パフォーマンス:ジョナタン・カプドゥヴィエル(Jonathan Capdevielle)*1
日時:2011年10月27日 (木) - 2011年10月29日 (土)
10月27日(木)、28日(金)19 :30、29日(土)18 :00
場所:シアターX  http://www.theaterx.jp/index.php
チケット:会員/学生 2000円、一般 3000円
※2日通し券/前売(『P.P.P.』と『アディシャッツ/ アデュー』):4000円
【フランス語公演(日本語字幕付)】
お問い合わせ:03-5206-2500 [東京日仏学院]
制作:ビューロー・カシオペ(Bureau Cassiopée) 
共同制作:モンペリエ国立振付センター(ラングドック=ルシヨン)/フランシュ=コンテ国立振付センター(ベルフォール

滑稽なのに深刻な作品『Adishatz/adieu アディシャッツ/ アデュー』は、このうえなく独特な、もろい自画像を創り出す。笑いを誘うべくしばしば用いる模倣テクニックを基に、ジョナタン・カプドゥヴィエルは、実に怪しげなパワーで作品を迂回させる。自己を取り巻き自己を形成した世界を、カプドゥヴィエルは未使用のカセットテープのように記録したかのようだ。オートフィクションのスタイルを盛り込むこの作品は、ドキュメンタリーや告こ くげ解 に似ていて、現実と空想の世界の間で揺れる少年の心の軌跡を再現する。

*1:マルチな才能を持つ俳優。人形遣いのためのソロ上演では、俳優、腹話術師、音響効果係と、驚きの得意芸を披露して快挙を成し遂げる。主にジゼル・ヴィエンヌと組み、2001年の『ショールーム・ダミーズ(ShowRoomDummies)』、2003 年の『ステレオティピー(Stereotypie)』、衝撃的な『ジャーク(Jerk)』などがある。『アディシャッツ/アデュー(Adishatz/adieu)』は、カプドゥヴィエルの初の単独プロジェクト。