日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

ロベール・ルパージュ「The Blue Dragon - ブルードラゴン」

http://www.geigeki.jp/bd/index.html
http://www.geigeki.jp/saiji/013/index.html
作:マリー・ミショー/ロベール・ルパージュ(Marie Michaud/Robert Lepage)
演出:ロベール・ルパージュ(Robert Lepage)
出演:マリー・ミショー(Marie Michaud)、アンリ・シャッセ(Henri Chasse)、タイ・ウェイ・フォー(Tai Wei Foo)
製作:エクス・マキナ(Ex Machina)
日時:11月11日(木)〜14日(日)
会場:東京芸術劇場 中ホール
【3カ国語上演・日本語字幕付き】
チケット料金 S席 6,500円 A席 4,500円(全席指定・税込)
※65歳以上の方はS席半額、25歳以下の方はA席半額割引あり(枚数限定・前売のみ・劇場チケットサービス窓口のみにて取扱い。チケット受取の際に、身分証をご提示ください)
チケット取扱い:東京芸術劇場チケットサービス 03-5985-1707
http://www.e-get.jp/tgg-ts/pt/
主催:東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)、東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団
お問い合わせ:東京芸術劇場事業企画課 03-5391-2111

あらすじ
ヨーロッパで絶賛された上演時間9時間にも及ぶ超大作「ドラゴンズトリロジー」の登場人物ピエールが、今、新たな物語を紡ぎ出す。ピエールは、かつての工業地帯がアートセンターに変わり、中国のアートシーンの中心になっている上海でギャラリーを開いている。ギャラリーにはピエールの恋人である中国人のアーティスト、シャオ・リンも出品している。 ここで彼は、かつての恋人でモントリオールの広告会社幹部クレアーと再会。この再会をきっかけに、ピエール、クレアー、シャオ・リン3人にとって予想もしなかった変化がーー。過去と現在の狭間で揺れ動きながらも希望を失わないピエールの心の軌跡が、グローバリゼーションに移ろいゆく中国の風景と重ね合わせられ、現代人の愛と孤独を静かにあぶり出す。
見どころ
独創的な空間デザインはルパージュの代名詞。西洋と東洋の調和、赤と青のコントラスト、モダンとクラシックの融合--ルパージュの手にかかると、ゴッホまでもがこの作品のために描かれたかのように溶けこみます。なかでも書かれては消えてゆく漢字の「書」は、まさに作品の登場人物ほどの存在感で強い印象を残します。そして伝統舞踊とコンテンポラリー・ダンスを融合させたタイ・ウェイ・フォーの魅惑的な舞にも注目です。彼女の舞が登場人物の心象風景をいっそう引き立て、クールで幾何学的な舞台美術に、妖しく息づくもうひとつの美術となっています。