日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

国際シンポジウム「平和構築のための児童・青少年演劇の可能性」

キジムナーフェスタ2010
http://www.kijimuna.org/kijimuna2010/101shinpo.html#shinpo1
日時:2010年 7月 21日(水)13:00 〜15:00
会場:沖縄市民小劇場あしびなー(276席)
パネリスト:アリツィア・モラヴスカ・ルブチャック(Alicja Morawska-Rubczak、ポーランド)、アーニャ・スーシャ(Anja Suša、セルビア)、ボリス・シューマンBoris Schoemann、メキシコ)、エトゥンディ・ゼヤン*1(Etoundi Zeyang、カメルーン)、アンドレア・クラーマー(Andrea Kramer、ドイツ)

止むことのない戦争や紛争が世界各地の子どもたちの健やかな生育を阻んでいる。そうした中、演劇を通して平和の構築に取組み、挑む各国・各地域の代表的な関係者を招き議論します。
キジムナーフェスタでは、志を同じくする世界各地の仲間とともに、将来、紛争地域を含め世界の各地で平和構築のための実践的な企画を催すことを展望し、具体的なアクションプログラムを計画し始めることにしました。
中長期的な展望をもって、平和構築のために児童・青少年演劇が果たす役割を再認識しながら、具体的な提言や討論を中心とした国際シンポジウムです。
社会主義体制を経験した地域、欧州やアフリカでの民族対立・紛争を経験した地域などから招くこととなった今回は、ブログでの発信を続ける若手評論家、演劇誌の論客をはじめ、世界への発信を続けるシンポジストたちの冷静で最新の発言と、活発な意見交換が期待されます。

*1:俳優・演出家。リヨン国立児童青少年演劇センターに留学。リヨン児童演劇祭の監督や演劇人に師事し、アヴィニヨンの舞台芸術国際研究所、ストラスブール高等ドラマ芸術校にて研修。その後パリの国立演劇芸術コンセルヴァトワールの映画部門で演劇の研究。カメルーンに帰国後、青少年のための演劇にかかわる俳優を育てる活動をしている。毎年世界中のフェスティバルにて審査員として活躍している。