オリヴィエ・ピィ作・演出「イリュージョン・コミック―舞台は夢」
http://www.spac.or.jp/08_spring/illusion.html
作・演出:オリヴィエ・ピィ
2008年6月28日・29日
静岡芸術劇場
チケット:4000円/学生2000円
ピィ自身が主役を演じ、最優秀演技賞に輝いたミシェル・フォーほかベスト・キャストで挑む、軽快で深遠なコメディー。
夢見がちな詩人と、昔なじみの役者たちがつくる売れない劇団。いつものように新作『詩人と死神』を稽古していると、まだ上演されていないはずの『詩人と死神』の批評が届く。新作は激賞され、詩人は一躍西洋文明の救世主と見なされる。あらゆる「イズム」が死んでしまった今、世界を救えるのは演劇だけだというのだ。やがてジャーナリスト、大統領、ローマ法王、さらにはモード業界のバイヤーまでが「ぼく自身」のところにつめかけてくる。「ぼく自身」と仲間たちは世界の期待に応えられるのか?