日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

テオロスフォーラム 連続セミナー2002年度秋期「フランス演劇の現在(Sur le Theatre Contemporain Francais)」

http://www.ne.jp/asahi/theoros/forum/seminar.html
講師:パトリック・ドゥ・ヴォス(Patrick De Vos)ほか
場所: 北沢タウンホール
全5回
参加費:会員=5000円 非会員=6500円 各回=1500円
申し込み: 参加ご希望の方は、氏名・住所・TEL・FAX・e-mailアドレスを明記して、下記までe-mailまたはFAXにてお申し込みください。ご不明の点はお気軽にお問い合わせください。
テオロスフォーラム FORUM THEOROS
TEL (03)37.06.31.01  FAX (03)37.06.31.02

1968年の「五月」以降フランス演劇界は、改革の波に乗って、さまざまな表象が現出してきました。そのなかで「演出家の時代」とよばれた時代を経て、80年代以降、多くの作家がさまざまなエクリチュールの試みを通じて、独自の「言葉」を構築するなど、新しい時代を切り開いて現在に至っています。その一方、舞台でもパトリス・シェローやアリアーヌ・ムヌシュキンの他、クロード・レジをはじめとする前衛演出家の活動も注目されています。今回のシリーズでは、これらのさまざまな流れを概観しながらも、作家・演出家それぞれの仕事を中心として、現代フランス演劇の最新の現況を紹介します。

(予定)

■第1回2002年11月26日(火)19:00〜
「演劇のアフリカ フランスへの照射1(Les Afriques du Theatre, Lumiere sur la France I )」
カメルーンの俳優サミュエル・ンフォル・ングワをゲストに迎え、アフリカ演劇の現状を俯瞰する。
■第2回 12月11日(水)19:00〜 「演劇のアフリカ フランスへの照射2(Les Afriques du Thearre, Lumiere sur la France II )」
1999年アヴィニヨン演劇祭で初演された大作『ルワンダ'94』を中心にフランスにもたらされたアフリカ演劇の影響を探る。
■第3回2003年1月15日(水)19:00〜 「作家について ヴァレール・ノヴァリナの言葉(Sur les Auters Les Paroles de Valere Novarina )」
言葉が意味伝達の道具であることを超えて、身体性への表象へと向かうノヴァリナの「耳のための演劇」の本質を、実際のテクストを引用しながら探る。
■第4回2003年2月(日時未定) 「ヴィデオ上映(タイトル未定)(Projection de Video (titre non fixe))」
■第5回(日時未定) 「演出家について クロード・レジの仕事(Sur les Metteurs en Scene Claude Regy )」
毎年新演出を発表しながら、さまざまな現代劇作家を紹介してきたレジ独自の演出の核心にせまる。