日仏演劇協会 公式ブログ

日仏演劇協会公式ブログ le blog officiel de la Société Franco-Japonaise de Théâtre

クロード・ビュシュヴァルド講演会「上演へのアプローチ:言葉が冒険と劇になるとき」

身体表象文化学専攻主催/学習院大学文学会共催
クロード・ビュシュヴァルド講演会
「上演へのアプローチ:言葉が冒険と劇になるとき」
Approches scéniques : la langue comme odyssée et comme théâtre

俳優・演出家でパリ第8大学演劇学科准教授クロード・ビュシュヴァルド氏の講演会。
ビュシュヴァルド氏はラブレーモリエールクローデルなど、言葉を重視した戯曲作品を上演。とりわけ、言語実験的劇作家として知られるヴァレール・ノヴァリナの上演不可能とみなされていた作品を、意味や感情ではなく言葉そのものに語らせる演出で上演して衆目を集め、 ビュシュヴァルド氏のために書き下ろされた『架空のオペレッタ』(1998)以降、ノヴァリナ作品の新しい演出法として定着している。 著作に『舞台におけるヴァレール・ノヴァリナ』などがあり、近年ではオペラや音楽劇の演出も多数手がけている。
通訳は「ヴァレール・ノヴァリナの詩学」で博士号を取得した井上由里子氏。
ヴィシュヴァルド氏が、フランス現代演劇における言葉の冒険ともいえる独自の演出について語る。

【参加無料・予約不要】
日時:2018年10月18日(木)18:30〜20:00
会場:学習院大学西5号館301教室
(キャンパス案内⇒ http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html
言語:フランス語(通訳付き)
講演者:クロード・ビュシュヴァルド(Claude Buchvald)
逐次通訳:井上由里子(静岡文化芸術大学

クロード・ビュシュヴァルド(Claude Buchvald):
パリ第8大学演劇学科准教授。俳優。演出家。ラブレーモリエールクローデルなどの作品を上演。とりわけヴァレール・ノヴァリナの作品(『時に住みついている諸君 Vous qui habitez le temps』(1995)、『晩餐 Le Repas』(1996)、『架空のオペレッタ L'Opérette imaginaire』(1998)等)の演出で知られる。オペラや音楽劇の演出も多数手がける。著作に『舞台におけるヴァレール・ノヴァリナ』など。

<問い合わせ先>
学習院大学人文科学研究科身体表象文化学専攻
03-5992-1404
公開講座・講演:学習院大学 身体表象文化学専攻